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大地との唯一の接点である足裏。本来その感度はとても繊細で、正しく機能すると心身の安定とバランスを保つ要となるにも関わらず、私達の多くはその感覚を鈍らせてしまっています。
足裏の眠っている感覚を目覚めさせ、繊細さを取り戻すことで日常姿勢や歩き方が改善するのはもちろん、ヨガで大切なバンダの感覚も育むことができます。
バンダを実感するには、どのような順序で足裏のポイントを意識していき、どれくらいの強さでその感覚とイメージを保つかも重要で、今回はそれを丁寧に説明します。
拇指球・踵・複数のアーチ・重心の位置などを順を追って整え、的確に足元からすね・大腿骨・骨盤周辺の筋肉と連動させます。
このアライメントはムーラ・ウディアナ・ジャーランダラバンダが自然に連なる理想的な姿勢を促し、どのような体位のアーサナでも快適で安全な感覚をもたらします。
特に立位やバランスポーズは力みのない安定感が得られます。
腸腰筋のそけい部の引き入れなど体幹の重要な感覚の理解も深まります。
クラスはヨガの初心者はもちろん、指導されている方にも新鮮な気付きとひらめきをもたらし、今までの知識を補完してヨガの可能性が広げてくれるものになるでしょう。
足裏の大切さを再認識し、心と体を健康にする土台を作りましょう。