class

ジニャーナ・ヨーガは、”知識/智慧（ジニャーナ）”のヨーガです。
本当の自分とは何かを発見しようとする古典的なヨーガの道です。「本当の私って何だろう、どこからきて、どこに行くのだろう？」などという人生の根本テーマを知恵を働かせて探る道です。
このセッションでは、座学と呼吸法と瞑想の実践により、自分の内側を探求します。
【講座で行うこと】
1.　哲学講座（ヴェーダーンタ哲学のエッセンス）
2.　呼吸法の実践
3.　瞑想の実践
【ジニャーナ・ヨーガの概略】
ジニャーナ・ヨーガのゴールは、本当の自分（真我/アートマン）を知り、さらに自分と宇宙の源（ブラフマン）が同じでものであることを理解することです。
これは、コップの内側と外側の空間にたとえられます。コップの内側も外側も同じ空間ですね。そのように、本当の自分と宇宙の源も同じ意識なんです。
違いは、自分の中にある意識か、すべてに存在する意識下の違いです。
【ジニャーナ・ヨーガの実践の三段階】
1）聞くこと（シラヴァナ）
2）熟考すること（マナナ）
3）瞑想（ニディデャーサナ）
【学びの成功のための修養法】
「聞くこと」というのは、ヴェーダーンタと呼ばれる哲学を学ぶことです。その学習がうまくいくためには、4つの実践があります。
1）ヴィヴェーカ（識別力）
変わらないものと変化するものを区別のための知的努力
2）ヴァイラーギャ（無執着）
行動の結果に執着しないことです。ヴィヴェーカ（識別）の自然な副産物として生まれるものです。
3）シャト・サムパッティ
「6つの美徳」と言われる精神的な習慣
①心を平穏に保つ能力
②心を強化し感覚を制御する訓練
③心が外界の対象に影響されないようにすること
④苦しみの原因となる外部状況への耐性
⑤ヨーガの道への確信と信念の感覚
⑥自由への熱望
ジニャーナ・ヨーガはヨーガの中でも知的な道であり、最も難しいものとされています。
ですので、このセッションは、まずは最初の入り口としてお考え下さい。