Yogafest Yokohama 2019. Since 2004. Most famous yoga event in Asia. 2019 16th.

class

16A1
プラーナヤーマ(呼吸法)徹底ワークショップ
LESSON ID
16A1
クラス日時
09/16 09:00-11:00
運動量・熟練度
小以上・初級以上
担当講師
シュミッツ千栄子
クラス内容:
プラーナヤーマのプラーナのプラとは接頭辞「前に、大いに」
ナは「エネルギー」という意味です。
プラーナのイメージは、大いなるもの(エネルギー)から吹き込まれた呼吸(生命)
プラーナは心と身体におけるすべての活動を根底で支えるエネルギーです。すなわち生命エネルギー、もしくは生命力、
さらには、全宇宙のエネルギー(シャクティ)に至るまでを表します。
根底から始まる全てのプラーナを実感していくことで、やがて全宇宙を識ることができるとされています。
プラーナは、大いなるもの(シャクティ)から吹き込まれた呼吸(生命)です。最古層のヴェーダ文献では、プラーナやアートマン(霊魂)は「光/エネルギー」をあらわすヴィラージとも一体になっています。古代インド人にとって、「呼吸、生命、霊魂、光/エネルギー」は切り離すことができない観念でした。
ヨガの演習(プラクティス)において、プラーナは、光/エネルギーを体感しなくては意味をなしません。
その繊細な秘儀の方法を伝授いたします。
スワミ・ヴィヴェーカーナンダが書かれた「ラージャ・ヨーガ」の教えの中に、クンダリニーを目覚めさせるのに必要であるとされるスシュムナーの浄化に至るプラーナヤーマの実践をします。
先ずは肺の動きを制御すること。
この演習(プラクティス)は実は長時間を要するものですが、このワークショップ中では、その感覚に触れていきます。
現代社会の中での私たちの心は外の情報にさらされ過ぎていて、その分、自身の内部の精妙な動きは見えづらくなっています。
そのことに気づけば、内部の心をたやすく制御し得るようにもなるとされています。
パタンジェリのヨガスートラ 1章2節『ヨガは心の作用を止滅することである』
伝統的なハタヨガでの呼吸法として重要に取り上げられている
「ナディー・シュッディー」(気道浄化)または「ナディ・ショーダナ プラーナヤーマ」(方鼻呼吸)を行います。
そのプラクティスにより、気道、気の流れを浄化することが出来ます。
各種プラーナヤーマは、時間をかけて進めていきます。無理なく心地よくチャレンジできるような指導をいたします。
プラーナヤーマに必要不可欠なクンバカ(補息/止息)が充分に使えるようにします。
『ヨーギーだけが、スシュムナーの開きとその管の流れを手に入れることができます。
このスシュムナーの流れが、さらに登り始めると、我々は感覚を超え、心は超感覚的、超意識的になり、知性の彼方、推理の到達できないところまで達するのです。
ヨーギーの主な目的は、そのスシュムナーを開くことにあります。』
(ラージャ・ヨーガ スワミ・ヴィヴェーカーナンダ)
プラーナヤーマを通じての本来の目的に近づき、体感できるようなワークショップです。
初心者の方からインストラクターまで幅広く受講していただけるよう丁寧に指導いたします。