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わたくしは手術でよく側頭筋膜や大腿四頭筋膜、腹直筋膜を剥がして移植に使います。筋膜理論だと、軟骨膜も筋膜の一種と考えます。鼻の手術は、毎回、鼻中隔の軟骨膜を操作して剥がします。耳の手術も側頭筋膜を剥がさなければ手術はできません。ですので、かなり筋膜の生の状況を医学的に把握し正確に理解しています。よく誤解されているのは、「筋膜はがし」とか、「筋膜リリース」という表現は、医学的には間違えです。
筋肉と筋膜の動きを関連付けた方向性を、筋・筋膜ライン（筋膜ライン）と言います。これはかなり複雑な動きをします。それを分かりやすくまとめ、ヨガの動きに応用したのが「筋膜ヨガ」です。ヨガの動きによって、いかに効率的に筋膜ラインを意識するかが「筋膜ヨガ」です。つまり、「筋膜ヨガ」は、流派ではなくメソッドのひとつです。
筋膜ラインを学ぶと、ヨガの可動域が拡がり、怪我がしにくくなり、アンチエイジングに継がります。
今回は、「筋膜ヨガ」のシークエンスを加えて、参加者全員に昨年よりもさらにバージョンアップした最新版の資料をお渡しし、クラスを進めていきます。
筋膜の解剖を学び、同時に、可動域の広がりに関係する「筋膜ヨガ」のポーズの実感ができるため、初心者でも、インストラクターでも、どなたでも、遠慮無くご参加下さい。